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●現在分詞と過去分詞 <現在分詞>は、動詞+ingで「〜している」という意味になり、動詞と形容詞を 合わせた意味になります。 例)a sleeping baby (眠っている赤ちゃん) <過去分詞>は、動詞の過去分詞形で「〜された」という意味になり、これも動 詞と形容詞を合わせた意味になります。 例)painted eyebrows (描かれた眉=描き眉) このように、<分詞+名詞>の語順であれば、日本語と同じですから、理解しや すいのですが、多くの場合、日本語と逆に<名詞+分詞>になるので、混乱して しまいます。 ●名詞+分詞の語順の回路を作る これは、主に「モノ」などの状態などを説明する時に使われます 語順の違いを見て、例文を読んでください (1)---しているモノ ◆「南を向いている家」 →家+南を向いている =a house facing the south ◆「向かいの家」 →家+ 反対側に立っている =a house standing opposite ---彼は南向きの家に住んでいる ---彼はある家に住んでいる、南を向いている He lives in a house facing the south. ◆「私の真向かいの席」 →席+私に向いている =the seat facing me ---彼女は私の真向かいの席に座った ---彼女はその席に座った、私に向いている She sat the seat facing me. ◆マンガを立ち読みをしている子 →子供+回りに立って、マンガを読んでいる =kids standing around and reading comic books ---この本屋はいつもまんがを立ち読みしている子供たちで一杯だ ---この本屋は子供たちで一杯、マンガを立ち読みしている This bookshop is always filled with kids standing around and reading comic books. (2)---されたモノ ◆「生け垣を巡らした家」 →家+生垣に囲まれた =a house surrounded by a hedge ---彼は生垣を巡らした家に住んでいる ---彼は家に住んでいる、生垣を巡らした He lives in a house surrounded by a hedge. ◆「露地栽培のメロン」 →メロン+露地で育てられた =melons grown in an open field ---これは露地栽培のメロンです ---これはメロンです、露地で栽培された These are melons grown in an open field. ◆「道産子」 →人+北海道で生まれて育った =a person born and bred in Hokkaido ---彼の奥さんは道産子です ---彼の奥さんはある人です、北海道で生まれて育った His waife is a person born and bred in Hokkaido. ◆「当社の作ったカメラ」 →カメラ+私たちの会社が作った =cameras made by our company ---これは当社製のカメラです ---これはカメラです、当社製の These are cameras made by our company. どうでしょうか? まず、説明したいものを言って、あとから説明を加える という回路が頭にできましたか。 このように、英語の世界では、説明したいものを先ず出して、それに説明を 加えていくのです。この語順の違いを知ることが英語の回路を作る基礎にな ります。 例文を、イメージを頭に描きながら、声を出して読んでみましょう! ------------------------------------------------------------------- 分詞について---その2 英語と日本語の違いは語順です。 <日本語>「言う権利」 「考える時間」 <英 語>「権利+言う」=right to say 「時間+考える」=time to think 分詞の場合も <日本語>「南を向いている家」 <英 語>「家+南を向いている」=a house facing the south このように、先に名詞等が来て、説明があとに来ます。 ●知覚動詞と分詞は仲が良い さて、よく「現在分詞」「過去分詞」が使われるのが、<知覚動詞>を使う場合です。 知覚動詞というのは、「目、耳、鼻、心、身体など五感を通して感じることを現す」動詞 で、<look、see、watch、hear、feel、smell、taste>などです。 大きく2つのパターンがあります。 1)知覚動詞+目的語+<doing>現在分詞 =「(〜している)行為の途中を知覚する」 例) I saw him crossing the road.「彼が道を渡っているところを見かけた」 2)知覚動詞+目的語+<done>過去分詞 =「(〜された)ことを知覚する」 例) I saw him chosen as the winner of the contest.「選ばれたのを見た」 ------------------------------------ 【名詞等が先に来て、あとに説明する回路を作る】 これらの文章は、「第5文型」(S V O C)となりますが、大事なことは 語順を頭に入れることです。 ◆I saw him crossing the road. 「彼が道を渡っているところを見かけた」 この文章は、2つに分けることができます。 I saw <him> 「私は彼を見た」 crossing the road. 「(説明)道を渡っている」 英語の回路では、まず、結論が先にきます=I saw <him> そして次にその説明が来ます=crossing the road. ◆I saw him chosen as the winner of the contest.「選ばれたのを見た」 この文章も2つに分けて (結論) I saw <him> 「彼を見た」 (説明) chosen as the winner of the contest. 「優勝者として選ばれたのを」 ------------------------------------ それでは幾つか例文を見てみましょう。 ●知覚動詞【hear】+現在分詞(している)・過去分詞(された) ◆彼がシャワーを浴びながら歌っているのを聞いた。(現在分詞) I heard him singing in the shower. →2つにわけて考える (結論)I heard <him> 「彼(の声)を聞いた」 (説明)singing in the shower. 「シャワーの中で歌っているのを」 ◆名前が呼ばれるのを聞いた。(過去分詞) I heard my name called. →2つにわけて考える (結論)I heard <my name> 「自分の名前を聞いた」 (説明)called. 「呼ばれるのを」 ------------------------------------ ●知覚動詞【feel】+現在分詞・過去分詞 ◆顔が赤くなっていくのがわかった I felt my face turning red. →2つにわけて考える (結論)I felt <my face> 「私は顔に(何かを)感じた」 (説明)turning red 「赤くなるのを」 ◆からだが持ち上げられるのを感じた(過去分詞) I felt myself lifted up. →2つにわけて考える (結論)I felt <myself> 「私は自分自身に(何かを)感じた」 (説明)lifted up 「持ち上げられるのを」 どうでしょうか? このような、英語の語順の回路を頭に作っていけば、もっと英語を理解できるのでは ないでしょうか。ではまた。ページの上に戻る