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------------------------------------------------------------------------ ●母音編(1)まず3つの「ア」をマスターする ------------------------------------------------------------------------ 「ア」の短母音の発音はおおざっぱにいうと4つあります。 (1)a 「あくびの大口のア」 (2)ae「アとエの中間のア」 (3)э「アともオともつかないア」 (4)Λ「アともウともつかない曖昧なア」 しかし、このうち(3)と(4)の区別はとても難しいです。 大胆に言うと、(4)はアクセントがついて強く発音され、(3)は弱く 発音されるという違いです。 (この違いを文字で表すのは断念しました) ですから、ここでは(3)と(4)は敢えて一緒にします。 辞書でも同じ音の強さの違いと表されている時もあります。 この音の違いについては、申し訳ありませんが、音声教材を使って学んで ください。 (1)a 「あくびの大口のア」 日本語の「あ」より大きく口をあけ、のどの奥から発音する。 イギリス英語では、この音は「o オ」で発音される場合が多い。 box[ba'ks] 箱 cop[ca'p] 警官 hot[ha't] 熱い、暑い lot[la't] 多い on[an/эn] 上に stop[stap] 止まる top[tap] 頂上 God[gad] 神 (2)ae「アとエの中間のア」 驚いた時の「キャッ」の音に近いのですが、唇を横に開くかんじ、日本語 の「ア」と「エ」を同時に出します。 apple[ae'pl] <エ'ァポオ> りんご bank[bae'ngk] <ベ'ァンク> 銀行 bat[bae't] <ベ'ァットッ> バット cap[caep] <ケァプッ> 帽子 cat[kae't]<ケァ'ットゥ> fan[fae'n] <フ'ェァン> 扇風機 family[fae'mэli] <フ'ェァマリ> 家族 hat[hae't] <ヘ'ァトッ> 帽子 hand[haend] <ヘァンドッ>手 Japan[d3эpae'n] <ヂャペ'ァン> 日本 land[lae'nd] <レ'ァンドッ> 陸 map[mae'p] <メ'ァプッ> 地図 that[δae't] <ゼ'ァトッ> あの (3)э(∧)「あいまいなア」 くちびると舌から力を抜いて、「ア」とも「オ」ともつかない曖昧な音 を出します。 アメリカ英語では、早く話す場合、母音がこの曖昧な音になる傾向があ ります。 <弱い音> abandon[эbae'ndэn] 捨てる ability[эbi'lэti] 能力 accept[эkse'pt] 受け入れる accessory[эkse'sэri] アクセサリー acquire[эkwa'iэr] 得る address[эdre's] 演説・住所 advise[эdva'iz] 忠告する(動詞) advice[эdva'is] 忠告(名詞) again[эge'n] 再び ago[эgo'u] 前に allow[эla'u] 許す America[эme'rikэ] アメリカ among[эm∧'ng] の中に and[эnd /эn] そして apartment[эpa':rtmэnt] アパート at[эt] 〜に <アクセントがつく強い音> bus[b∧'s] バス come[k∧'m] 来る cup[k∧'p] カップ hut[h∧'t] 小屋 just[d3∧'st] ちょうど love[l∧'v] 愛 luck[l∧'k] 運 much[m∧'t∫] 多くの run[r∧'n] 走る sun[s∧'n] 太陽 ----------------------------------------------------------- ★「アともオともつかないア」=э と 「アともウともつかない曖昧なア」=Λ の違いは? 読者の方から質問が来ました。 これはたしかに難しいです。強いて言えば、 <Λ>はアクセントがつく場合が多く、強い音になる <э>はアクセントがつかない場合が多く、弱い音になる bus[bΛ's] but[bΛ't] cup[kΛ'p] hut[hΛ't] sun[sΛ'n] run[rΛ'n] love[lΛ'v] ago[эgo'u] again[эge'n] ear[iэr] toilet[to'ilэt] yourself[juэrse'lf] ------------------------------------------------------------------------ ●母音編(2)<i> ------------------------------------------------------------------------ 実はこの音は日本語にありません。日本語の「い」とは違う音です。 日本語の「い」でも通じるのですが、やはり正しい発音を身につけましょう。 <i>は、「イ」と「エ」の混ざった音です。 アクセントがないと、「エ」に近い音になる傾向があります。 「イ」よりも、横に口を開き、「エ」の口で「イ」を言う感じです。 この時、舌の力を抜くのがポイントです。 ◆<it>が「エッ」に聞こえる時がある アクセントがない<i>は「エ」に近いため、 You did it.(やったね)が、「You didet ユーディデッ」に 聞こえたりするときがあります。 他にも、<come in>が「kamen カメン」に聞こえたり <going>が「goen ゴーエン」に聞こえることもあります。 もっと困るのが<six>が<sex>に聞こえたりします。 ◆単語で確認 big[bi'g] 大きい drink[dri'ngk] 飲む English[i'ngli∫] 英語 kill[ki'l] 殺す(キウに聞こえる) king[ki'ng] 王 hill[hi'l] 丘(ヒウに聞こえる) hit[hi't] 打つ live[li'v] 住む long[lo':ng] 長い pink[pi'nk] ピンク色 sit[si't] 座る sing[si'ng] 歌う thing[θi'ng] もの think[θi'ngk] 思う wing[wi'ng] 翼 ------------------------------------------------------------------------ ●母音編(3)<u> ------------------------------------------------------------------------ この音は日本語の「う」と似ていますが、意外と難しい音です。 日本語の「う」より、唇を突き出して丸め、唇に力を入れずにリラックスを して発音します。 力が入ってないせいか、「お」に近い音に聞こえます。 bookが「ボック」に聞こえたりします。 <u:>は唇を丸めて、力を入れて発音するので「うー」と聞こえます。 スペルに<oo>が入ると、<u>や<u:>になる単語が多いです。 ◆スペルに<oo>が入っている単語の発音 英単語の中に、<-oo->が含まれる単語の読み方には3種類あります。 1、<u:>(ウー)になる単語 bamboo、balloon、bloom、broom、boom、boot、booth cartoon、choose、cool、doom、droop、food、goose、groom loose、loop、mood、moon、noon、pool、roof、room school、shampoo、shoot、soon、spoon、stool、 too、tool、tooth、zoom など 2、<u>(オに近いウ)になる単語 cook、foot、good、hood、hook、look、nook、stood、 took、wood、wool など 3、<∧>(口をあまり開けないア)になる場合 blood、flood など ------------------------------------------------------------------------ ●母音編(4)<e> ------------------------------------------------------------------------ この音は日本語の「え」と似ていますので、「え」と発音しても通じますが、 日本語の「え」より少し口を縦に開く感じです。 ただし、その後に<d><g>などの濁音が来ると、少し長く発音され ます。 bed[bed]ベッド egg[eg]卵 edge[ed3]ふち ★スペルは<e>でも発音は<i>の単語に注意 ローマ字読みで覚えいたり、カタカナ英語になっている場合がありますので チャックしてみましょう。 以下の単語の頭の<e>は発音は<i>です。 electric [ile'ktrik] =電気 embark [imba':rk] =乗船する embarrass [imbae'res] =困惑させる embrace [imbre'is] =抱く、受け入れる emotion [imo'u∫∂n] =感情 encounter [inka'unt∂r] =出くわす entire [inta'i∂r] =全体の envelop [inve'l∂p] =包む environment [inva'i∂r∂nm∂nt] =環境 escape [iske'ip] =逃げる especial [ispe'∫∂l] =特別の establish [istae'bli∫] =設立する exchange [ikst∫e'ind3] =交換する excite [iksa'it] =興奮させる exclaim [ikskle'im] =叫ぶ excuse [ikskju':z] =許す expensive [ikspe'nsiv] =高い experience [ikspi'(:)∂ri∂ns] =経験 explain [iksple'in] =説明する extend [ikste'nd] =引き伸ばす ------------------------------------------------------------------------ ●母音編(5)<o> <o:> <ou> ------------------------------------------------------------------------ 日本語の「お」よりも、指2本が縦に入るくらい大きく開け、舌を根元のほう に引き付けて「お」と発音します。 ●<オ o>の発音になる場合 アクセントのある<スペルのo> *主にイギリス式、アメリカ式では<a>になる場合があります hot [hot] 熱い pot [pot] ポット stop [stop] やめる shop [∫op] 店 shot [∫ot] 発射 ●<オウ ou>と発音する<o> アルファベットの<o>を我々は「オー」と読む場合が多いですか、正しい発音は <オウ ou>です。 以下の単語はすべて「オー」ではなく、「オウ」です。 bold (ボウルド、大胆な)、 cold (コウルド、寒い)、 go (ゴウ、行く)、 gold (ゴウルド、金)、 hold (ホウルド、持つ) host (ホウスト、主人)、 most (モウスト、ほとんど)、 no (ノウ、いいえ)、 old (オウルド、古い)、 only (オウンリィ、ひとつの) post (ポウスト、郵便)、 so (ソウ、そう) alone (アロウン、一人きりの)、 bone (ボウン、骨)、 cone (コウン、円錐形) close (クロウス、近い)、 close (クロウズ、閉じる)、 home (ホウム、家庭) hole (ホウル、穴)、 hope (ホウプ、希望)、 nose (ノウズ、鼻)、 open (オウプン、開ける)、 over (オウヴァ、越えて)、 pole (ポウル、棒) role (ロウル、役)、 Rome (ロウム、ローマ)、 rope (ロウプ、つな) rose (ロウズ、バラ)、 sole (ソウル、ただ一つの)、 tone (トウン、音調) those (ゾウズ、あれら)、 toe (トウ、足の指)、 zone (ゾウン、地域) ★oven は<アヴン>です。電子レンジは<electric oven、イレクトリック・アヴン>か <microwave oven、マイクロウェイヴ・アヴン>です。 ●<オウ ou>と発音する<oa> boat (ボウト、ボート)、 coat (コウト、コート)、 coal (コウル、石炭)、 load (ロウド、荷物)、 road (ロウド、道路) toast (トウスト、トースト) ●<オウ ou>と発音する<ow> blow (ブロウ、吹く)、 crow (クロウ、カラス)、 flow (フロウ、流れる)、 grow (グロウ、成長する)、 low (ロウ、低い) know (ノウ、知る)、 show (ショウ、見せる)、 slow (スロウ、遅い)、 throw (スロウ、投げる) ●<o: オー>となる単語 door (ドー、ドア)、 store (ストー、店)、 or (オー、〜か) four (フォー、4)、 born (ボーン、bear「生まれる」の過去分詞) <r>がつく場合が多いようです。 ---------------------------------------------------------------- ★<アウ>と発音する<ou>と<ow>に注意★ 1<au>と発音する<ou> about(〜について)、aloud(大声で)、around(回りに)、blouse(ブラウス)、 cloud(雲)、count(数える)、ground(地面)、house(家)、loud(大声の)、 mountain(山)、mouth(口)、out(外へ)、round(丸い)、shout(叫ぶ)、 sound(音)など 2、<-au>と発音する<ow> allow(許す)、bow(おじぎをする)、cow(牛)、down(下に)、drown(溺れる)、 gown(ガウン)、how(どのように)、now(今)、town(町)など ★<∧>「ア」と発音する<o>と<u>に注意★ glove、love、mother、some、worry *<glove>(手袋)は「グラヴ」で、<globe>(地球)は「グロウブ」 but、cut、hut(小屋)、hurry、shut *<hot>(熱い)はアメリカ式だと「hat ハット」でイギリス式だと「ホット」 (発音はcを逆にした記号) *<hat>(帽子)は「アとエの間の音」で、(ae)がくっついた発音記号です。 ------------------------------------------------------------------------ページの上に戻る